二胡姫店長　エリィのブログ

先日、２月１６日に行われました、名桜大学主催「二胡が奏でる中国伝統文化への誘い 」


先日新聞にも掲載していただきました♪ありがとうございます！
（琉球新報　3月8日付）





ランシーさんと二人で行った授業ですが、久しぶりにpptも使用しながら、大変たのしく行わせていただきました♪
盛りだくさんすぎて、時間がたりなくなったのはご愛嬌です（苦笑）

400名ほどのホールで、学生、教職員、一般向けの無料公開講座として行わせていただきました（＾＾）



下記のようなプログラムをつくり、二胡を知らない人には、まず二胡という楽器の説明から。二胡を知っている人、学んでいる人には、胡琴系の楽器をより深く学んでもらい、さらによく間違われてしまう日本胡弓や沖縄胡弓との違いなども、簡単ではありますが説明することができました。

今までこういったことをちょっとしたレッスンでお話することはありましたが、がっつりと話せる機会もなかったため、大変楽しく、また嬉しく思いながら講座をさせていただきました＾＾
みなさん！胡琴系の楽器って！おもしろいんですよ！あと中国史と二胡を絡めると！もっと楽しいよ！

①二胡とは？
（弦楽器、菅楽器、打楽器など楽器の種別）

②胡弓と胡琴（二胡）の違い
（琉球胡弓、日本胡弓、胡琴を実際に紹介）

③胡琴の種類
（二胡・中胡・高胡・板胡など実際に紹介！）

④その他の中国および周辺諸国の擦弦楽器
（ウイグルのギジェック、モンゴルの馬頭琴など）

⑤中国の地域と民謡の紹介

⑥実際に二胡にふれてみよう！
（学生に体験会）

⑥日本の二胡の流れ
（日本で唯一の二胡製作工房、光舜堂の紹介）

※途中で、時間がたりなくなって二胡史を削らざるえなくなりました、申し訳ありません！




そして、最後はランシーさんの中国の二胡と、和紙で製作された光舜堂の日本製人工皮の二胡で、沖縄の曲を重奏♪大きな拍手をいただきました。




沖縄は歴史的に、中国文化の影響を大きく受けています。建築、音楽などの芸術面はもちろん、行事ごとなど一般大衆の生活のひとつひとつに様々な影響が見受けられます。ただここ近年では政治的な問題も起こり、また沖縄が観光地として有名になったことから多くの中国・台湾の方々が来沖しトラブルも起こっています。中国への感情というのは、複雑といっても良いでしょう。
そんな中国という国や文化を知ってみよう、学んでみようという、最初の一歩、足がかりになれば、と思い、二胡から学ぶ中国というタイトルで講座をさせていただきました。

二胡という音楽から見える中国はいかがだったでしょうか(*´∇｀*)
１時間では語り足りないことばかりでしたが、また機会があれば、さらにブラッシュアップして、私ももっと勉強して、またお話ができればと思います！

お招きいただきました名桜大学の担当の先生、ランシーさん、ご来場いただいたお客様、その他たくさんの方が関わっていただきこの講座をすることができました。本当似ありがとうございました！