二胡姫店長　エリィのブログ

先日の、大阪・東京出張のお話続きです～♪
中国音楽フェスティバルのあと、のお話。

閉演あとは、実は、京都の作曲家「古後公隆」さんにお会いしにいってました！
そう、二胡姫にて取り扱っている「マイナスワンCDシリーズ」の製作者です！

スペインバルでワインを飲みながらの打ち合わせ（笑）
というのは冗談で、まずは酔わないうちにと、お互いの報告と今後の方向性などを色々とお話してきました～

二胡という楽器の特異性のひとつに、どうしても音域が狭い、ということがあげられると思うのですね。その狭い中で、二胡を弾いているアマチュアの人たちが、どうやって弾きたい曲を気持ちよく弾けるか、アレンジでどこまでその曲らしさを失わずに、でも二胡弾きが弾きやすい音楽になるのか…
という部分で、古後さんと色々とお話をさせていただきました。
古後さんの素敵さは、やはりそのアレンジ力。春の海では、あの原曲らしさをそのままに、でも二胡を弾いている中堅アマチュアでも演奏できるレベルにまで譜面を易しくしてくれている、という部分は感動しました。
また、絶対カラオケなんてつくれない！と思っていた、燭影揺紅や、空山鳥語を、自由なテンポ部分にいろんな合図をいれることでカラオケとあわせて演奏できるようにしてくれました！

そのあたりをもっともっと出していける素敵な曲を二胡友の皆さんに届けたいなぁということで、熱くかたった数時間。
まぁワインがすすむにつれて、脱線することも多くありましたが（笑）

まずは今後のことについて、音楽について、おしゃべりをした素敵な夜となりました！
（途中からは友人のピアニストも入り、ピアニストあるある、芸大あるある、そして兄弟の何番目だとどういう音作りになるか、なんて話までしてました　笑）

そして！！
古後さんのアレンジと、音源がきらりと光る最新作ができましたのでご紹介です！


▽二胡マイナスワンCD　Vol.23　沖縄民謡 ＜安里屋ユンタ・てぃんさぐぬ花・月ぬ美しゃ＞ [RMC-V23]



今回は、沖縄の情景が浮かぶように、とよせてはかえす波の音。水がこぼれ落ちる音、風がゆったりと運ぶ亜熱帯沖縄の時間。そんな風景がうかぶ作品にしあがっています♪

気になる方は、ぜひ上記ご鑑賞ください！