二胡姫店長 エリィのブログ

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千金について

二胡にはかかせない重要な部品の一つです。

ちなみに、二胡の千金には、ふたつのタイプがあります!
どちらもメリット、デメリットがありますので、よーーーくお考えの上、また、相性も確かめた上で、おつかいくださいね(^▽^)


◆固定タイプ千金(せんきん・チェンジン)
千金について
固定タイプの千金です。
一般的に装着位置は下駒(琴碼・チンマー)から棹に向けて38cm前後(女性であれば、36cm~)の位置に装着しますが、個人の手の大きさ長さに応じて、弾きやすい長さに調節することもあります。
取り付けに少し時間がかかりますが、一度取り付けると後は安定しますのでオススメです。

メリットとしては、なんといっても音が安定すること!
指の圧力で音が変わりやすい紐千金にくらべて、有る程度しっかりと弦を固定するので、初心者には超オススメです!

デメリット
としては、音が硬い、こもるような音色がしてしまうことです。
ご存知のように、二胡はまるで絹糸のように揺らぐ音が特徴です。その柔らからさが、安定を求めるとどうしても硬くなってしまうのです。

【 画像上:プラスチックタイプ 】
【 画像下:水牛角タイプ 】


◆紐千金
千金について
さてさて。
伝統的な千金といえば、紐千金です。
こちらも装着の仕方は固定と同じく、下駒(琴碼・チンマー)から棹に向けて38cm前後(女性であれば、36cm~)の位置に装着します。巻き数は、通常、竿に4~6回。弦で6~8回。さらに竿で4~6回となります。

メリット
としては、心地よいゆれを奏でることができることです。伝統的な、まるでたゆたうような柔らかく揺らぐ音色は断然こちら。
また、竿から弦までの高さも自分の指の長さにあわせて変更することができます。

デメリット
は、糸だからこそといいましょうか。揺らぎの音色がでる代わりに音程がくるいやすく、温度や湿度によって雑音が出やすいのも特徴です。
そのため、音色が安定してきた中級以上の方におススメです♪


二胡姫 千金商品

取り付け方法はこちら

二胡専門サイト 二胡姫


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Posted by 二胡姫 at 2010年10月12日   11:16
Comments( 0 ) 二胡付属品
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