【コンサート・舞台】小巨人絲竹樂團-兩岸薪傳系列【幻想】
台湾にいて一番感動したのがこのコンサート・・・・
私が滞在しているときにこのコンサートがあって本当にありがとう神様仏様!!!!!自分のLuckに感謝しました。しかも台湾では首演(初演)の曲ばかり・・・・!!
去った8月18日、国家音楽庁(國家音樂廳)にて行われた『小巨人絲竹樂團-兩岸薪傳系列【幻想】』。
中国語読める方は下記のHPをクリック!
https://www.artsticket.com.tw/CKSCC2005/Product/Product00/ProductsDetailsPage.aspx?ProductID=hsobWfDDQ3QCNAh0c96vabcdefg
小巨人絲竹樂團と、天鼓擊樂團によるオーケストラ、に、今回ソリストとして3名のゲストが出演していました。
二胡/王銘裕 現在台北市立国楽団の首席。
琵琶/張瑩 現在香港中楽団にて琵琶首席奏者。
嗩吶/林瑞斌 臺北市立國樂團團員。
二胡協奏曲として
「王建民:《幻想敘事曲》」が演奏されましたが、最初から最後まで圧倒も圧倒です。正直素晴らしくて記憶がない。。。1部の最後がたしかこの曲だったと思います。
楽曲は、唐の詩人の白居易の著名長編詩から構想えて?テーマにして?の協奏曲なのですが、古典と現代が混合してるような世界観。重厚さと流麗なメロディが本当に美しかったし技術も素晴らしかったです。。。もう一回観賞したい・・・・沖縄とはいわないけど、東京とか国内であったら飛んでいこうと思う・・・
琵琶協奏曲として演奏された
「孔志軒:《幻想伎樂天》」は2部ラストだったのですが、それにふさわしく楽章ごとのテーマの切り替わりというか、場面転換というか、そういうのがあった(気がする)。琵琶は最近聞き始めたのですが、雅っていうか豪華っていうか華やかっていうか、擦弦楽器にはない激しさと色気みたいのが有る気がするんですよね・・・撥弦楽器も向いてたら琵琶も弾いてみたい(擦弦楽器スキーで30年間生きてます)
嗩吶協奏曲の
「關迺忠:《金色年代》嗩吶協奏曲」は、軽やかでどこかキラキラしている現代らしいメロディ。演奏者がHPの感じじゃなくて、ちょっと長髪の2枚目イケメンだったので、より曲が似合ってるなぁと感じました(笑)ただ、嗩吶協奏曲って初めてきいたのですが、嗩吶ってこんなに軽快で美しくって心躍るような音色がでるのかー!と、ちょっと目から鱗。いや、耳から鱗。
あと、協奏曲ではないのですが、2部の頭かな?で演奏されていた「
潘皇龍:《太魯閣風情畫》民族管弦樂曲 」が
ものすごくものすごかった(語彙力)
なんというか、きいたことのない音があちこちから聞こえてくる。いったい今きいた音が誰から、どこから、どの楽器から発されたものなのか目をこらすんだけど、様々な打楽器が共鳴してて、見たことのない世界にぶっこまれた、引きずり込まれた感じでした。時間の感覚とかもおかしくなるような、一本の映画を見たようなイメージ。伝わらないですよね、私の語彙力・・・!
これはもういちどホールでも聞きたいですが、DVDとかで見たいです。そして、ひと場面ごとに、目を凝らして耳をすまして咀嚼したい。そのあとに再度ホールで観賞したい。個人的に一番ハートにズドンときた曲でした。
同じコンサートは無いと思いますが、この楽団のコンサートが来年の3月頃まで決まっています。よかったら下記公式URLより御覧ください!
▽小巨人絲竹楽団(Little Giant Chinese Chamber Orchestra)
https://www.littlegiant.idv.tw/inform.htm
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